2005年1月の独り言 |
2(日)多治見も高槻も快晴!大晦日からの冷え込みで、寒いけど。。 皆さん、明けましておめでとうございます。にらもやしとまとでございます。暮れの29日から多治見に行き、今日の夕方こちらに戻って参りました。あちらで年末年始を過ごすのは二年目になりますが、すっかり自分の家にいるようなくつろぎの時間を持たせて頂いて、毎夕食後に必ずうたた寝したりして、お手伝い要員としてはヌカリまくっておりました(苦笑)。でも多治見の両親はいつも歓待して下さいます。ありがたい事です。毎晩4人で花札に興じたり、暮れの買い物も一緒に楽しんだり、おせちを丁寧に作る保美お母さんの腕に感心したり。私の一番のお気に入りメニューは「ふくろばす」という煮物です。あと「田作り」。いやはや驚きのおいしさです。高槻に持って帰って、実家の母と妹にも食べさせてあげましたが、「美味しい!」と喜んでいました。 しかし、この年末年始は珍しく雪がたくさん降りました。向こうは山の手なのでかなり積もって、大晦日の朝には一面真っ白な雪景色に驚いたり。その割に、行き帰りの道路状況は問題なく、時間をうまく読んだおかげで渋滞にもほとんど合わずに帰って来られました。 今年は慌ただしい一年になりそうですが、マイペースを見失わないように、人のペースにも気配りしながら、いろんな事に取り組んでいきたいと思います。どうか穏やかでいい一年になりますように。。。 4(火)昼間はポカポカ陽気でした。 久しぶりに大好きな「ほぼ日」のページを読んで感激したので、その事を少し書きます。 「ほぼ日」というのは、コピーライターの糸井重里さんが監修されているホームページで、糸井さんによる「ダーリンコラム」のページや、一般の方からの投稿による「言いまつがい」のコーナー、笑福亭鶴瓶さんの「落語魂」のコーナー、大好評でとうとう本になってしまった「Say Hello!あのこによろしく。」のコーナーなど、小さな面白い事を面白がって楽しむ人には読みどころ満載です。その「落語魂」のコーナーを読んで、なんだか心が動かされてしまったのです。 鶴瓶さんという人を見る目が変わりました。このページを読んで下さる方には、是非オススメです。最近、彼が古典落語に取り組む事になって感じた事や、新作落語の題材についてのくだりは、ちょっと泣けるくらいいいのです。糸井さんとの対談形式でコーナーが進んで行きますが、この二人の信頼関係(というか友情)もサラッとしていていい感じです。 ちなみに「読めな語」も実に面白いコーナーです。「声に出して読みたい日本語」というのが流行りましたが、それをもじって「声に出して読めない日本語」略して「読めな語」。例えば「概ね」とか「三和土」、人名でも「内野聖陽」さんとか「大佛次郎」さんなど。皆さんも挑戦してみて下さい。 5(水)ちと寒い日。 仲良しの山田姫と、佳子ちゃんとセージ先輩と、新顔ジローさんをお迎えして、ウチでの新年会。山田姫は今、大学院の修士試験前で大変忙しい時期なのです。16時頃登場して「少しだけ顔出して失礼するね」という彼女に、先に来たジローさんとセージ先輩と私「ここのピアノで練習して、鍋を皆で食べましょう!」と勧め、結局開宴までウチのピアノで猛練習した姫。お勤め帰りの佳子ちゃんも到着して、私のオススメ冬鍋「鶏団子鍋」で宴スタート。 今日最初に登場のジローさんとは彼が卒業以来の再会でした。風邪で朝までずっとお腹の具合が良くなかったそうですが、次に登場したセージ先輩の面白トークで少しほぐれて、その後皆が揃うまでお昼寝したりして、食事の頃には体調も少し回復し、最後にはすっかり場に馴染んでいるようでした。セージ先輩や佳子ちゃんは、もうすっかり私のお笑い仲間(?)で、今回もお腹がよじれるトーク炸裂でした。わろたわろた。 しかし、姫とは本当に長い付き合いになるなぁ。高校時代からお互いのプライベートも仕事もだいたい見てきて知ってるし、いろんな人生相談ができて、でもバカ話もできて、ありがたい存在です。 そんな仲間が集まって、21時過ぎにはダンナが帰宅して、総勢6名で盛り上がりました。今日のお土産は、多治見の大型スーパー「バロー」バージョンのカップチキンラーメンと、即席味噌煮込みうどんの麺類2種。これからも「すえながーく」仲良くしてね、と。お後がよろしいようで。。。 12(水)風が冷たくて寒かった!雪空? 今日は今年初ゆきやなぎで、練習後新年会がありました。午前中の練習は北村先生レパだったのですが、信長さんの「夕焼け」から始めて、尾高さんの「風の祈り」を全曲、年末年始で忘れている部分を思い出しながらの練習となりました。でも、人数の少なくなった事はあるけれど、時々とってもいい響きが広がる時があって、団員さんたちに背中を向けてピアノを弾きつつ実は感心する瞬間がありました。和音が倍音効果で深くハモッたりとか。そういう時はゾクゾクします。ちょっと悔しいくらいです。平均率調律のピアノにはない響きですからね。 お昼は八戸ノ里にある「あ・じゃぽん」という創作料理屋さんで食事の後、カラオケ屋さんで熱唱タイムでした!私は今回、平井堅さんの「Life is..」を選曲。平井さんの曲で一番好きな曲です。あと、北村先生が歌う槇原敬之さんの「ハトマメ」(!)や、松尾先生十八番の尾崎希世彦さんの「また逢う日まで」、他にも団内の二大「演歌の女王」(これが本当にウマイ!)の熱唱も久しぶりに聴いたり、団員全員で歌える「ハナミズキ」などを選んで、皆で歌いました。カラオケって、たまに行くとストレスが発散できて楽しい場所です。 ゆきやなぎは、今年の秋にまた演奏会を予定しています。今の彼女たちのいい所をうまく最大限に引き出せるように頑張ろうと思います。 14(金)くもりです。寒さは比較的マシ? おとといに引き続き、昨日はクリトメリアの初練習&新年会でした。 去年の豊能音楽祭の後に取り組み始めた、新実徳英さんの「青白シリーズ」から「傘もなく」「落葉」「いでそよ人を」と、信長貴富さんの組曲「空の名前」から「かなしみ」を、思い出しながら練習。「青白シリーズ」は何冊にも渡って楽譜があり、勿論いろんなタイプの曲が含まれていて、その中からクリトメリアのいい所や新しい魅力を発揮できる曲を飯沼さんが選曲して、現在7曲ほど練習しています。「空の名前」は、奇しくもゆきやなぎと同じレパですが、2団の違った色合いを一人楽しんでいます。これは伴奏者の特権かも! 練習後の新年会は、感じのいい和風のお店の広いお座敷で開かれました。ここの食事がまた本当に美味しかった!ただ、今回は食事の後すぐに車で移動する予定だったので、一滴も飲まずに我慢しました(涙)。それでも、近くに座った団員さんたちとの世間話も、クイズ大会も、おおいに笑い楽しく過ごしました。 ゆきやなぎでもクリトメリアでも感じる事ですが、私は本当に面白い人達に囲まれていると実感します。それは練習の時であれ宴会の時であれ、そう思うのです。団員さん、指揮者、皆それぞれ「人の話を聞きながら何か考えて自分で動く」人たちだからでしょうか。それは正に「アンサンブル」そのものなのですよね。 15(土)雨が降ったりやんだり。 昨日は、今年から行く事になった「京都楽友合唱団」に初顔合わせに行きました。現在ここの指揮者をしているのが、大学の同級生で谷混でも一緒に仕事をしている佐藤謙蔵くんで、この度私をスカウトしてくれた訳です。 練習が始まる前に「それではまず、新しいピアニストを紹介します。」と言って、謙蔵くんから団員さんたちに何か言ってくれるのかと思ったら、「こういう事を始めに言うのも何ですが、ボクと同級生です!」と、あろう事か最初に年齢をバラしてしまいました(笑)。徐々に、でいいじゃん!バレるのは全然いいんだけど、私の謎のひとつにとっておけそうだったかもしれないのになぁ、と。ま、いっか。団員さんたちとはほとんど話ができませんでしたが、なんだか熱心で好感の持てる雰囲気でした。これから楽しく練習に通えそうです。そうそう、現在団員を大募集しているそうなので、謙蔵先生ファンの皆様、にらもやしファンの皆様(っているのか?)、ただの合唱好きの皆様、どなたもふるってご参加下さいますようにお願い申し上げます!!毎週金曜日、18時半から鴨沂会館にて練習しています。(ちなみに今は、次回の演奏会に向けて、小山章三作曲「千曲川の水上を恋ふる歌」、J・Rutter作曲「The Lord bless and keep you」と「For the beauty of the earth」に取り組んでいるところで、あとの曲を今検討中です。) そして明くる今日、大阪大学男声合唱団の定演でした。朝から雨がショボショボ降って、お客様の足下の悪い日になり心配していましたが、8割方入って下さってありがたい事です。私はドボルザークの「ジプシーの歌」と、アンコールで副指揮者の西村くんが編曲した「ありがとう(作詩作曲:KOKIA)」を演奏しました(このアンコール曲、ウチで練習していたらダンナが「いい曲な感じがする。。」と気に入ったようで、今日も「やっぱりあの曲はいい曲やったなぁ」と申しておりました)。しかし、今回ジプシーの曲という事で、アクセサリーなどは付けずできるだけシンプルにいこうと思ったら、結果的にスリットの入ったスカートをはく事になり、終わってからいろんな人に「足が見えてましたよー。良かったですぅ。」とのご意見を頂きました。良かったならいいんだけど、曲の事より足の事が印象に残ってるってどうなんでしょう(苦笑)。ま、いっか。個人的にはいろんな反省点のある演奏になってしまいましたが、これも私の歴史ですから背負って生きていこうと思います。4人の卒団生!成長して頼もしくなった君たちがいなくなるのは残念です。でもまた顔見せに来て下さいね。本当に皆さんお疲れ様でした。 17(月)午前中は雨模様、午後に日が射しました。でも寒い日。 今年はいろんなご縁で、年頭からいろんな場所で新しい出会いがあり、面白い年になりそうです。 今日の出会いは、高槻の女声アンサンブル「Sotto Voce」さん。創立当初から飯沼さんが指揮をなさっているそうで、比較的若い年代の方の集まった団です。この度、今月末のアンサンブルコンテストに出演するために、伴奏者のピンチヒッターとしてお手伝いする事になりました。 私は、地元の合唱祭などで一方的に彼女たちの演奏を聴いた事はあったのですが、ちゃんと顔合わせをするのは今日が初めてで、やはり最初はいつものように緊張していたのです。でも、団員さんたちは朗らかで気さくで、何より音楽が生き生きとしていて、すぐにその空間が楽しくなりました。終わってからの会食がまた楽しかった!場所はJR高槻駅近くの西洋食堂「de bon coeur(デ・ボン・クール)」だったのですが、お店の雰囲気も手伝ってか、温かくて和やかないい時間でした。お料理もひとつひとつが見た目も味も良くて、お店の方のたたずまいが素敵で気配りも細やかで大満足!さて。次回はまず誰を連れて来ようかな。。 19(水)くもりがち。寒かった。。。 去年12月から始まった学校公演「こころの師匠(せんせい)」シリーズ、今年初が昨日の第3回(亀岡市立本梅小学校)、そして今日は第4回(園部町立川辺小学校)でした。このシリーズ、京都府教育庁からの依頼で府下の小学校をまわるのですが、毎回なかなか面白い体験ができ私自身楽しんでいます。 ただひとつ厳しい問題が。。というのも、今回7校まわるのは12月から2月なので、小学校の体育館はどこも冷えきっているのです。。弾く前に手元をいくら温めても、鍵盤が氷のようなのですぐ冷えてしまい、思いがけず音をかすったりハズしたりする事も。。聴いてくれてたみんなぁ、ごめんねー! 肝心の子供達の反応ですが、最初緊張していても、最後の頃にはほぐれて楽しげにしてくれます。アンコールでは、声を合わせて歌ってくれたり。通崎さんも言っていましたが、私たちは「少子化に拍車をかけているチーム」なので(!)、こういう事ででも子供達に関して何かお手伝いできれば、という感じでしょうか。直接何か手伝う、というよりは、今より少し先に一つの思い出として「学校の体育館でいい音楽を聴いて楽しかった」と残っていたらいいなぁ、と。ここから音楽に興味が出てくれるのか、人間に興味が出てくれるのか、どちらにしても嬉しい事です。 そう言えば今日、コンサートの前に給食を頂きました!久しぶりです、当たり前だけど。茹でキャベツやワカメの入ったごま和えとカレーうどんとリンゴ(小学生の頃は給食が苦手だったという通崎さんも完食!)。ごちそうさまでした。 24(月)朝からよく晴れてます。そして今日も寒ひ。。 ここのところ、お休みがうまくとれていないせいか、少しずつ疲れがたまってきています。毎年この時期はどちらかと言えばオフシーズンで、割と暇にしている事が多かったのです。別に今風邪をひいている訳じゃなく、花粉症気味な訳でもないけれど、なんだか気分がのらないんですよねー。人が見ても「全然いつもと変わらないじゃん」な程度ではありますが、心の方が少し疲労している感じです。そういう時は、人の何気ない別にどうって事ない一言がいやにヒリヒリします。なんて事ない楽しい話や嬉しかった話とかでも、ただ「うらやましい」よりも「ちょっとだけダメージ」に近い。心のどこかに「うちみ」とか「低温やけど」ができる感じ。変に残るんです。だからって、別に物投げたり八つ当たりはしませんよ。大人だもん(笑)。疲れてる自分をあとで痛感して、長ーいため息をつくだけなんですが。 それで思いました。私も何かしゃべっていて誰かの心を知らず知らずのうちに引っ掻いてるかもしれないな、と。自分としては勿論何も悪気はなくて、ただその日に起こった事や嬉しく感じた事を話しているだけなのに、聞き手側の心には「ささくれ」のような感じになったり。人の心も何かの拍子に「敏感肌」になってしまう時があるんですよね。でも、今これを書いて少し楽になったかな。よしっ、仕事に出かけようっと。 26(水)晴れました。お昼間の車移動、空が綺麗で気持ち良かった。。 先日からの「プチ鬱」は、お陰様で脱出しました。というのも、大切な友人が素晴らしい事を成し遂げたり、ジムになかなか行けなかったけど久しぶりにいい汗をかいたりと、なんだかちょっと嬉しい事がありまして。これが実はだいじなんです、私には。人前で大声で言って喜ぶ、と言うより、自分の中で「ニッコリ」できる事。さぁ、1月ももうじき終わり。明日明後日の学校公演、また頑張るぞ! |