2006年1月の独り言

4(水)多治見はくもり、関ヶ原で結構雪が降って、高槻は落ち着いてます。

皆様、明けましておめでとうございます。2005年12月28日からダンナの実家のある多治見へ行って、今日帰って参りました。いろんな都合で「今回の年末年始はゆっくりと多治見で過ごそう」という計画をしていたのです。暮れは名古屋でずっと欲しかったiPodをついに購入、友人hideさんと「世界のやまちゃん」で手羽先を食べ、また両親もとても良くしてくれて、お節料理以外にも大好物の「貝ひもの煮物」「ふくろばす」「松前漬」を作ってくれたり、暮れから年始の間ずっと大好きな花札三昧、私たち二人ともゆったり骨を休めさせてもらって、身体の中の空気の入れ替えができました。
さて今年は、14日の大阪大学男声合唱団の定期演奏会、21日には金沢大学合唱団の定期演奏会と、立て続けに大学合唱団の本番があります。信頼して呼んで下さる人達のためにも、聴きに来て下さる方々に「いい気分」を持って帰って頂くためにも、ピアノ弾きとして今年も誠実に音楽に向き合いたいと思います。そして、本年も「にらもやしとまと」をどうぞよろしくお願いします。


6(金)寒い日。

多治見で分けてもらった野菜(両親が家庭菜園で育てたのだ!)が、今うちの居間に(ダジャレではない、決して!)たくさんあります。
帰宅したおとといの夜は「白菜と豚バラ肉のかさね蒸し」(誰でも真似できる料理コーナー参照)、昨日は大根の葉っぱのお味噌汁、あと、白菜で漬け物を作りました。一口大に切って塩と細切りにした出汁昆布を一緒に入れて、浅漬け用のプラスティックケースで一晩。なかなか美味しくできました。
さて、今日は里芋で鶏そぼろ煮をしようかな。自分で収穫をした訳ではないけどお天道様に感謝、そして両親に感謝、ですね。


11(水)少し寒さがゆるんだ日でした。

実は最近パソコンの環境を変化させたために、いろいろと都合が変わり、久しぶりの更新となりました。
今年からダンナの仕事場が変わる事になり、彼が車での通勤となったため、私は車が使えなくなりました。で、「電車と徒歩での移動が苦にならないように」と暮れにiPodを購入、パソコンもOSXにアップデートさせて、iTunesで編集できるようにしてもらい、目下ご機嫌で電車移動を楽しんでいます。
仕事でほとんどクラシックにばかり接しているため、普段はよほど気に入った演奏でない限りクラシックは聴かず、主にポップスを好んで聴いています。最近お気に入りのスガシカオさん、以前から大好きな矢野顕子さん、スピッツなどはもう既に転送済み、これから洋モノ、特にスティング、スティービーワンダー、TAKE6など転送しようと考えています。なんたって20GB!!まだまだ容量はたっぷりあります。
さて、明日はクリトメリアの練習に豊能郡まで電車移動です。乗り換えが多くて少し大変だけど、強い味方を連れて頑張って通うぞ!


13(金)雨が降りそうで暖かい日。

今朝、とりこんだ洗濯物をたたもうと居間で何気なくテレビをつけたら、たまたまNHK交響楽団の演奏会の模様が放送されているチャンネルだったので、久しぶりに聴きながらたたんでおりました。曲目はチャイコフスキーの4番のシンフォニーです。チャイコフスキーはやはり旋律が素晴らしくロマンティックで、心に染みます。「いいなぁ。。」とほれぼれ聴いておりますと、突然なんと学生時代に憧れていたM先輩のアップになり、事情を知るダンナ、「ほれ、先輩写ってるで!」と教えてくれました(笑)。そう、私にもそういう時代があったのですよ(遠い目)。お元気で大活躍の姿を画面を通して拝見できるなんて、ちょっといいもんです。Mセンパーイ!遠くで今でも応援してますよー!


15(日)くもりです。

昨日は大阪大学男声合唱団の定期演奏会が吹田のメイシアターにて開催されました。あいにくの大雨の中、大勢のお客様が来てくださり、団員一同感謝を込めて全ステージを熱唱。今回私が伴奏したのは中田喜直さんと磯部俶さんの共作で古田幸さん作詞の「おかあさんのばか」です。この作品は伴奏も合唱も、譜面から音を読むのはそれほど大変ではなかったのですが、お客様に詩人の思いを音色にのせて伝えるのはどんな曲でも熟慮しなければできない事ですし、この曲ももちろん例外ではありませんでした。指揮者の西村くんは、毎回懸命に「言葉に気持ちをのせる事」を言い続けていました。メールや早口のしゃべり言葉では表せない思いがあります。この曲に込められた幸さんのお母さんへの思いもまたそうであろう、と。私も今回、ピアノという楽器の「鳴らし甲斐」ではなく、「音の創り甲斐」に集中しました。寂しくてうつむいた音、思い出に心が少しぬくもっている音、など。それがまた楽しかったのです。アンコールは「銀河鉄道999」。これはもう卒団生の前途が幸多いものであるように、と送り出す鉄道の車掌の気持ち(?)で弾きました。大切な仲間、楽曲、いろいろな思い出を宝物として、どうぞこれからも元気に頑張って下さい!


19(木)久しぶりに雪が降りました!

昨日の夜、3月に演奏会を控えているエヴォリュエの練習があり、久しぶりに参加してきました。一昨年のコンクール前、「一般部門で出るから年齢も関係ないし、一緒に歌わない?」と京子さんに声をかけられたのをきっかけに入団、今まではコンクールの時のみ参加してきました。でも今回は信長さんの「もし鳥だったなら」を全曲するという事だし(4曲目が大好きなのですー)、これは演奏会にもご一緒させてもらわねば!と思ったのです。(今後の放浪予定参照)
ゆうべの練習では、前半にアラカルトステージのための小品を新しく譜読みして、後半は「もし〜」の1曲目と4曲目を歌いましたが、アラカルトの曲は譜読みでしどろもどろの部分もありながら、心の優しい人たちの声がしました。「もし〜」の方は、多分皆この作品が好きなんだなぁ、という感触でした。
難曲を並べて、音程の良さや音量で圧倒しアピールするだけがいい演奏会ではないと思うのです。「この人たちはスゴいなぁ。私たちには到底歌えないなぁ。」もいいかもしれないけど、「この曲はいいなぁ。」とか「私たちも歌ってみたい。。」と思われるのもまたいいものです。その両方、つまり演奏者の魅力と作品の魅力がちゃんと心まで伝わるステージが一番いいに決まっていますが。。3月に歌い手としてもしっかり舞台を楽しんで、いいものをお届けできるように頑張ります!


22(日)金沢は晴れてると思ってたら突然曇って、そして吹雪!!

行ってきました、金沢へ!昨日が金沢大学合唱団の定期演奏会だったのです。週間予報では雪だるまのマークが並んでいて、暮れの合宿の大雪を経験し、思い出してかなりビビったワタクシ、完全防備で金沢に向かいました。そしたら、昨日のお昼間は晴れてて、ちょっとヌクいくらいでした。でも夕方になって冷え始め、演奏会の時間には雪もチラチラしていたようです。
そうして心配していたお客様の入りでしたが、思ったより大勢の方々が来てくださり、一同胸をなでおろしました。団員たちものびのびと第一ステージを歌いきり、第二ステージもいい感じで、いざ第三ステージ。私も今回、指揮者とも団員ともホールとも作品とも初めての共演でしたから、ちょっとした緊張はありましたが、それよりも今まで大切な時間を積み重ねて培ったもの、楽曲「いまぼくに」、指揮者の伊東恵司さん、そして金沢大の団員に対する「愛着」とでもいいましょうか、その方が勝っていましたので、集中しつつもまぁるい信頼関係の中にすっぽりと覆われて気持ちよく演奏しました。お客様にもステージ上の思いは届いていたように思います。アンコールを演奏していてそう感じました。
実際に一緒に過ごした時間は短いけれど、私の音と姿勢は団員たちに受け入れられた気がしています。そうでなければ、たぶんこんなに心地よく過ごせなかったはずです。この出会いにまた感謝です。そして、遠く大阪から応援に駆けつけて下さったUさんとTさん、京都からはFさん(伊東先生の応援か!?)、多治見からはダンナの両親、そして神戸から譜めくりに来てくれた佳子ちゃん、本当にいつも心強く思います。ありがとうございます。
出会いに感謝、と言えば、今回の金沢で面白い出会いの実現がありました。私と同姓同名のピアニストがいたのです!その方は福井県在住で、たまたまインターネットの検索で私を知り、たまたまあるサイトにお互い登録している事が判明、「今度金沢で演奏会に出られますね。聴きに行こうかな。」とメッセージを下さり、「ぜひいらして下さい!」とお返事したのでした。そしてついに念願のツーショットでの写真が撮れました!

二人の「ピアニスト平林知子」でーす。


私がHPを立ち上げていなかったら、また金沢大学の伴奏に来なかったら、あり得ない出会いです。そういう風に考えると、いろんな事をいろんな人に感謝するばかりです。


30(月)朝から雨降り。

先週の金沢大学の本番を終えて、今年度伴奏する大学合唱団の演奏会は終わりました。そう、今はシーズンオフです。でも、毎週お手伝いに行っている合唱団はもちろんずっと練習があって、それぞれイベントに向かって頑張っています(詳しくは今後の放浪予定参照)。
月曜日午前中のカンティサクレは、体制が変わり初めて迎える新年度です。一番近い本番は、いつも練習に使わせてもらっている市役所のサークル活動の発表会、その後5月にお母さん大会も控えています。
水曜日午前中のゆきやなぎは、毎年恒例で出場している3月のレディースコーラスフェスティバルに、エコーきさらぎさんと合同で出演します。合同ステージはいつもより人数が多い分、響きも様子も違うはずなので、少人数にすっかり慣れてしまった団員さんたちも楽しみに練習を進めています。
木曜日午前中のクリトメリアは、今年9月に大阪いずみホールでリサイタルを開催します。いよいよ午後練習の日が増えてくるでしょう。まずは5月のお母さん大会、大きな舞台と大勢のお客様の前でしっかり歌って、おととしのリサイタルの感覚(しっかり練習すれば舞台は楽しい!)を思い出さねばですね。
金曜日の夜の京都楽友合唱団も、今年の7月に府民ホールアルティにてリサイタルをします。こちらも臨時練習をする計画が着々と進んでいます。一般混声なのでなかなか人数がそろわず、完成度が順調に上がっていかないのが現状ですが、日程も決まって皆やる気はそれぞれに高まってきているので、ここからの半年に期待したいところです。
他にも、合唱団員として参加しているアンサンブルエヴォリュエのリサイタルが3月、大学の先輩が指揮と指導をされていて月一度伴奏に行っているクッキーコーラスのリサイタルが6月にあります。それぞれの団は舞台が終わるまでシーズンが継続したまま突き進むのです。真面目に取り組めば取り組むほど苦しい事がつきものだけれど、それこそが成功の鍵。仲間皆で乗り越えたいですね。

翌月(2006年2月)の独り言はこちら

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