2006年10月の独り言

3(火)さわやかな晴天!

湿気の多いお天気が続いていたので、今日は青空が見えているだけで嬉しい気分になっています。
ワタクシはいよいよ忙しいシーズンに入り、メディックスではすでに後期練習も始まっており、続いて昨日は谷混の後期初練習でした。どちらも前期では慣れない顔だった一回生たちが、すっかり合唱人の顔つきなのには驚きました。自覚が少しずつ表情に表れてきたのでしょう。今は先輩たちに注意された事をこなすだけに一所懸命かもしれませんが、これからは少しずつでもかまわないので「自分から何かを発信する力」を持って頑張ってほしいものです。これは上回生にも同じ事なのですが、「平林先生のピアノ、すごいなぁ!」は一回は言ってくれてもいいけど(笑)、もしその後またそう感じて下さったり何か気づく事があったら、「これは合唱に何かやってほしいという合図かも」と考えていって下さい。今奏でている音は、聴き手に伝えていると同時に、あなた方のために出しているアシストでもあるのです。限られた本番までの時間、何かを一緒に作ったり壊したりしながら、当日の舞台をキラキラさせるために頑張ろう!よろしく。


9(日)秋晴れの日。

世間は三連休だそうで。。ワタクシにはカレンダーの赤い印は関係なく、今はシーズンでございます。
昨日はコンクール第一日目。職場・一般部門でした。カンティサクレは銀賞を受賞。ありがたきしゃーわせ。いろいろあるけど、いつでも誠実に取り組む姿勢は変わらず、それが評価に繋がると信じて、また今日から次に向かいます。
着替えをして皆を待つ間、早めに着替えていた団員のFさんとホールの廊下で談笑。するとFさん、「私、先生(ワタクシのことね)のホームページを見るためにパソコン始めたんですよ。教室に通って。もう2年半になるかなぁ。」
とおっしゃるのです。なんという事!音楽で繋がってしゃーわせな上に、ワタクシがきっかけでパソコンでも繋がってしまうなんて!あぁ、最近料理コーナーとか更新してないし、そろそろ新しいものを書き込んでみようかな。このHPをご覧の皆さん、更新がなかなかできなくてごめんなさいね。なんせシーズンなのですよ。思いついても時間がなかったり、パソコンに向かっていても他の用事で調べものしてたりで。
さて、今日はお母さん・大学部門。大学B部門(33名以上)にメディックスの伴奏で出ました。彼らは初出場。でも精一杯自分たちのやってきたものを込めて歌いました。結果、なんと大学B部門で出場した5団体全て金賞を受賞したのです!ビックリな展開です。でもこの後定演に向けて励みになるかな。さて、残りの曲たちを急いで練習しなければ、ね。とにかく皆さんお疲れ様でした。


14(土)晴れました。

先日、知り合いのピアニストKさんのご主人が闘病の末に亡くなられました。今日、教会での告別式に参列してきたのです。
Kさんとは9月に演奏会でご一緒したのですが、そんな事を全然感じさせず、いつものように笑顔で素敵な音を聴かせて下さいました。そう言えば、打ち上げに参加されないなんてどうしたのかな、と少し思ったけど、まさかそんな大変な時だなんて誰が想像できたでしょうか。
ワタクシはKさんのお人柄が大好きで、ご主人を亡くされた今、どんなに気落ちなさっているかと思うと、たまらない気持ちになります。ワタクシ自身はクリスチャンではないけれど、せめてミサの間ずっと司祭さんのお話に耳を傾け、賛美歌を歌い、しっかりお見送りしようと思っていました。参列者全員による献花で順番が来て、花を手向けた後に祭壇の横に立たれたKさんに挨拶をしたのですが、
「トモちゃん!来てくれたの。ありがとう。。」
と微笑みながら、でも涙を流しながらおっしゃるのです。ワタクシはただ、
「お気落としでしょう。。」
としか言えず、握手をして席に戻りました。席について歌の続きを歌おうと思いましたが、涙で楽譜が見えずうまくいきませんでした。
でもね、Kさん。これからはずっとご主人と一緒ですよ。いつでもそばにいらっしゃいます。息子さんと力を合わせて、どうぞ元気にお過ごしくださいね。心よりご主人のご冥福をお祈りします。


16(月)日中は暑いくらいでした。

11月中旬にあるコンサートのための合わせに西梅田へ出かけました。久しぶりに宮本夫妻との共演という事で嬉しい反面、「これは平林で!」と呼んで下さった事へのプレッシャーも確かにあり、密かに緊張気味の中練習開始。
今回はマーラーの交響曲第4番の一楽章をオーボエ、クラリネット、ファゴット、そしてピアノという組み合わせで演奏します。音の数も、和音進行も、テンポも、強弱も、それぞれいろんなモチーフが入り組んで、最初は整理のつきにくい感じでしたが、わかってくると面白くて楽しいものです。元々がオーケストラのための作品なので、いろんな楽器の分を一気に担当する箇所もあり大変なのですが、それでも4人それぞれの個性を楽しんで聴けるかと思います。
ご興味がおありの方は、このHP内「今後の放浪予定」をご参照の上、会場の大津曳山展示館(077-521-1013)までお問い合わせ下さい。皆さんのお越しを心よりお待ちしております!


21(土)まだ今日になったばかりです。夜中です。

昨日友人ヨシコちゃんから頂いたCDを聴きながらこの日記に書いています。先日のデパオクで初めて聴いた倉橋ヨエコさんの歌。ヨシコちゃんも気に入ってすぐに音源を入手したらしい。好みは別れるところだと思いますが、椎名林檎さん系列が好きな人はたぶん好きかな。ご本人は熊谷幸子(ドラマ「夏子の酒」の主題歌「風と雲と私」を作って歌った人です)に影響を受けたそうですが。そう言えばメロディラインやコード進行に彷彿とさせるものがあります。声は全然違うけど。ワタクシ、熊谷さんのCD持って気にいってよく聴いてました(ちなみにダンナくんも同じCD持ってた)。
ヨエコ姫は音大出身で、楽曲はピアノの弾き語りが中心なのですが(「土器の歌」という曲ではショパンの3番ソナタの一部を披露)、そのピアノは鮮やかで時々切なくて、声や日本語の扱いにはパンチがあって、でもやっぱり時々切なくて、毒気の効き具合もちょうど頃合いですごくいい。おセンチな秋には、もう完全に降参なくらいにピッタリです。大好き。


23(月)どんより曇り空。

あぁ、お天気が悪くて、お洗濯しそびれそうです。仕方ないな。
昨日久しぶりに車が使えたので、近所のスーパーに買い物に行きました。そうすると冬野菜が安くなり始めていたのです。要するに、鍋物に合いそうなお野菜。寒い季節の方が得意なワタクシとしては、ワクワクするばかりです。ひとまず大根を2本買って、早速お漬け物を作成(誰でも真似できる料理コーナー「大根のカンタン美味しいお漬け物」参照)。今、テレビ部屋の隅っこで大きなタッパーの中にプカプカ浮いています。さっきちょっと開けてみたら美味しそうな匂いがして、嗅ぎながら一人ニヤニヤしてました。これをあったかご飯と食べたり、おつまみにして一杯飲んだり。楽しい夜のメインになってくれるスグレモノです。


27(金)晴れてます。

北海道日本ハムファイターズ、日本一おめでとうございます!他の用事をしながらですが、観戦してました。1対1からの攻防がドラマチックでしたね。ホームだからでしょうか、終始日ハムペースだったような。。なんだか彼らが負ける気がしない感じでした。
何かの番組で、昨日の試合前に札幌の街でいろんな年代の方にインタビューしていたのですが、ご年配の方から子供まで、みんな日ハムを笑顔で応援していて、新庄さんの引退を惜しんでいて、微笑ましく思いました。笑顔で応援って素敵。「あとがない」という悲壮感よりは「ここまできたら楽しもう」というあっけらかんとした明るさ。それがファンにも選手にもあったように思います。ま、結果論ですが。。
ドラゴンズだってめちゃめちゃ頑張ったはずです。ペナントレース終盤のタイガースの猛追にも負けなかったんですもんね。ただ、いつもの勝ち方はそのままでは通用しなかった。DH制があって、8人と9人で戦うのではやっぱり計算しにくい部分があったのでしょう。もちろんそんな事もわかっていた事ですが、ずっと実戦で対応してきたチームとは差が出るのだと思います。ドラゴンズに限らず、セリーグにとっては来年以降も続く課題だと思います。
ハム、安売りするのかなぁ。ダンナくんが大のハムソーセージ好きなので、安かったら買いに行こうっと。

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