2006年3月の独り言

1(水)一日中ずっと雨降り。

今週末のレディースコーラスフェスティバルに、松尾さんの指導されている「ゆきやなぎ」と「エコーきさらぎ」が合同出演するため、今日はその初合同練習でした。ゆきやなぎは今かなり少人数のアンサンブル状態になっているので、久しぶりに大勢で歌ってのびのびできたように思います。きさらぎさんにとっては、自分たちのペースではなくなって、やりにくい部分もあったかもしれませんね。でも指揮者が人気者なので、こういう事が実現できるんですもんね。で、今回ワタクシ、無伴奏曲でアルトパートを一緒に歌わせて頂きます!その後ピアノのそばに移動して、谷口先生と1曲ずつ伴奏を弾かせて頂きます。いろんな景色が楽しめて、これはオイシイ(笑)。そして歌う事を許して下さって、松尾先生には感謝です。精一杯さきらホールを楽しもうと思います。


5(日)春らしい陽気!

昨日は頼れる譜めくりストの佳子ちゃん&ろちさんの結婚披露パーティに参加してきました。素敵なバラのブーケを持った花嫁の佳子ちゃんはなかなか可愛らしくて、皆見とれていましたが、口を開けばいつもの彼女が炸裂し(笑)、「あ、やっぱり佳子さんだ。。」とちょっと安心したり。懐かしい人たちにも一度にたくさん会えて、なかなか楽しいひとときでした。私はパーティの後、早々に失礼したのですが、学生時代にたしか喧嘩ばかりしてたSさんが遠く新潟から三次会に駆けつけて、23時の夜行に乗って帰って行ったそうです。持つべきものは「ありのままを受け入れてくれる伴侶」と「喧嘩もできる友達」、そして「久しぶりでもちょっと話せば笑顔になれる仲間」なのかも。そう、いつも思う事ですが、宝物の価値って高価かどうか(誰にでもわかる事)じゃなくて、大切なものだと気づくか気づかないか(自分が感じる事)だけなんですね。ともかくどうぞ末永くお幸せに!


9(木)日ごとに春の気配で、くしゃみ連発。。

先日レディースコーラスフェスティバルも無事終了、きさらぎさんとの交流も楽しく、ステージも楽しく過ごせました。本当に松尾先生に感謝です。
さてワタクシの次の行事は13日のメディックスのフェアウェルコンサートです。卒団生たちとおととい練習しましたが、出来というよりは雰囲気が気持ちよくて、練習後のごはんもなんだか美味しくて、譜めくりのおいちゃん(現3回生)と「同回生の繋がりっていいよねぇ」と話しながら帰りました。彼らがいなくなるのは、やっぱりちょっと寂しいな。
そして19日にはエヴォリュエのコンサートです。この日は歌い手として存分に楽しみたい!1ステージ目は信長貴富さんの「もし鳥だったなら」。この組曲が歌いたくて、今回のオンステを決意したのです!2ステージ目はいなぐり。によるステージで、同じく信長さんの「思い出すために」。3ステージ目は今回の演奏会のテーマ「ずっとうたっていたいから」で繋ぐ、アラカルトステージになります。ちょっとしたサプライズも用意されているので、どうぞお楽しみに!これを読んで「聴きに行ってみようかな」と思われたそこのアナタ!今からでも間に合います!チケットについては、ワタクシ宛か、エヴォリュエマネージャーの美浪孝之(みなみたかゆき)さんの携帯(090-3269-8519)、またはメール(takayuki373jp@yahoo.co.jp)までよろしくお願いします。団員一同、心よりお待ち申し上げております!


11(土)暖かな日。お日柄もよく。。

先週土曜日の佳子ちゃんの結婚パーティに続き、今日はみっちーさんの結婚パーティに行ってきました。今回の新郎新婦は違う大学出身ですが、それぞれ大学合唱団に所属、二人揃って学生指揮者をしていた事もあり、出席者は比較的若いOBOGばかりでした(推測)。地元に帰って生活している人もこのために京都に来てくれたりして、懐かしさにまたはしゃいでしまいました。みっちーさんは可愛らしい花嫁さんにデレデレで(笑)、見ていて微笑ましい限りでした。チューもしっかり見たぞー!照れくさいけど、こういう日にしかできない事なんだし、なんたってまだ若いんだし、いいさいいさ。出席している女性たちが羨望の眼差しで「いいなぁ。。」ととろけていました(笑)。花嫁さんが今後ますます可愛らしくなるかどうかは、みっちーさん次第です!ま、あれだけラブラブなら心配要らないよね。どうぞ仲良く元気で幸せに暮らしてねー。


18(土)雨の一日。

つい先日パソコンのハードディスクが壊れてしまって、しばらく困った状態が続いておりました。まぁ、今はエヴォリュエの本番前でバタバタしていたし、ちょうど練習に集中できていいや、と思っていたのです。でもスイッチを入れてもウンともスンとも言わなくなったパソコンを前に、寂しい気持ちはぬぐえなくて、そんな私を見てまたダンナが気の毒に思っていたようです。
エヴォリュエの練習を終えた帰り、携帯にダンナから着信がありました。「近所のJOSHINにいるからおいで!」
行ってみると、ダンナがMac mini売り場の前に立っていました。「これ、買うか?ちょっと高いけど。」確かに安い買い物ではないけれど、パソコンはもうワタクシの生活の一部になっているし、清水の舞台から落っこちながらも即決しました(笑)。
かくして、この日記は新しい脳みそになったパソコンで書いています。ひゃっほー!


20(月)寒いけど気持ちいい快晴!

楽しみにしていたエヴォリュエのコンサートが終わりました。歌うと気持ちいい、と思うようになってしばらく経つのですが、昨日ほど身体の中に音楽がいっぱいになるまで歌った事はありません!ピアノを弾くといつもそうなっていたのですが、結局道のりは同じなんですね。まず楽譜をていねいに読み込んで、詩人や作曲家の意図する事を汲みとる。共感する部分を大切に見つけてつないでいって、全体の形をとらえて自分の中に取り込む。そして、それを今度は聴いて下さる人にちゃんと伝えるために表現する。そう考えると、楽譜にかじりついた状態では何もできない、というのは当たり前なんですよね。
コンクールというのは、端的に言うと、自分たちがお金を出して審査員に「聴いて下さい」とお願いして聴いてもらう場です。でも演奏会は、聴いて下さる方がお金を払って時間をつくって足を運んで下さいます。これは本当に大変な事です。満ちたりたお顔で帰って頂かなければコンサートをした意味がない、と言ってもいいでしょう。エヴォリュエのコンサートには、エヴォリュエという団を見に聴きに来て下さる訳ですから、間違いなどは許されても、エヴォリュエらしくなければ許されません。引っ張って下さる指導者の京子さんは、その辺りをシビアに普段からおっしゃっていました。
コンサートに出演して本当に良かったと心から思います。私個人の事を言うと、コンクールの時より何十倍も充実した気持ちで舞台にいました。私自身、早く録音や録画を見たいし、聴きに来られなかったダンナや友人に見せたいのです。そのくらい今、ちょっと誇らしい気持ちでいます。


23(木)だいぶ暖かくなりました。

8:45に家を出発しなければならないのに、起きたら8:45でした。寝ぼけて最初よくわからなくて「?」だったんですけど、5秒後くらいに「!」に変化しました。あわてたあわてた。パジャマ着替えながら、眼鏡をコンタクトにかえて、楽譜を確認しながら化粧して20分で出発。ちょうどいつもより20分遅い電車に乗って、電車の中も走りたくなる気持ちを抑えつつ(笑)、なんとか練習場へ。春眠暁を覚えずとはよく言ったものです。あぁ、びっくりしたな、もう。


26(日)曇り空です。

毎年4月に地元の合唱祭がありまして、たくさんの合唱団が演奏する訳ですが、その中に「ミニコンサート」という枠があって毎回1団体だけ20分程演奏させてもらえるのです。今回は、時々伴奏でお手伝いしている「アンサンブル・ネオナート」がする事になりまして、私は伴奏と歌と両方でお手伝いする事になっています(ホンマ、最近そういうイッチョカミ多いですけど)。
で、昨日はアドバイザー京子さんをお迎えしての練習がありました。気になった部分を指摘してもらって、歌い手が個々に「なるほど」と受け止めて、少しずつ手直しをする訳ですね。ここの団員さん(とは言っても、オリジナルメンバー5人で私が入って6人!)は、皆アンサンブルの意味の分かった人たちなので、一言二言言えばスッと整ってさすがです。ってか、そうでなきゃこの少人数でずっと組んで歌うなんて無理か。
一緒に入って歌っていると、皆が本当に聴きながら歌っているのがよくわかります。逆に、聴かずに歌っているところもすぐわかったりしますが(苦笑)。アンサンブルって本当に面白い!ピアノでも歌でも同じ事です。目で見る、耳で聴く、息づかいを感じる、そういう事で気持ちがつながっていくんです。自分のいい声を聴かせるのが目的ではなくて、皆で心も声も溶かし合ってその調和を伝える訳ですね。私はそういう状態が心地よくて好きなんです。大切なのは「気遣い、思いやり」で、「遠慮、萎縮」とはまったく違います。そういう事を理解せずに演奏している人に出会うと本当に悲しいし、さぞやりにくいだろう、と気の毒になります。音楽以外にも通じる話だけに、ね。

翌月(2006年4月)の独り言はこちら

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