| 2007年3月の独り言 |
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1（木）暖かな晴れ。青空が綺麗。 今年に入って1月2月が本当にあっと言う間に過ぎていきました。速い。既に一年の6分の1が終わった訳です。ビックリです。そうしている間にもいろんな出会いがあって、すれ違いもあって、勘違いもあって、誤解したり、また理解し合えたり、がっかりもしたり、たった一言でテンションがグワーッと上がったり。時々かっこわるい事もしてしまうし、言わなきゃ良かったと思う事をつい言ったり（そう言えば倉橋ヨエコさんの歌に「夜は自己嫌悪で忙しい」なんて歌詞があったっけなー）、ドヨーンとした感じの日もあります。でもそれを払拭するには前へ前へ精一杯生きていくしか方法がないんだよなぁ。なんて事を考えた3月初めなのでした。 8（木）寒い日。 3日にエヴォリュエの演奏会を終え、またぴやの弾き100％の生活が始まっています。演奏会は、皆の努力の甲斐あって満員のお客様に恵まれ、本当に充実した気持ちで演奏する事ができました。直前は本当に真剣に毎日歌の事を考えていたし、一人でも多くのお客様に聴いてほしくて情宣にも励みました。そうして歌い手の気持ちを味わった事は、確かにぴやのにも役立っている気がします。 終わって翌週には友人と6人で春の一泊旅に出かけました。離れた所に住む仲間もなんとか予定を繰り合わせて集合、何年ぶりかで会った人もすぐに元通り打ち解けて、温泉に入ったり美味しいものを頂いたり、お酒を飲んでおしゃべりして大笑いして、あっと言う間のひとときでしたが、忙しい毎日の中いい気分転換になりました。その人の人生はその周りの人を見ればわかる、と言いますから、ワタクシの人生捨てたもんじゃないな、と彼らを見てあらためて嬉しく思ったり。考えてみれば、彼らと出会ったきっかけも音楽でした。そこに実際音が鳴っていなくても音でつながり合っているんですね。その喜びこそワタクシの心の栄養なのです。 18（日）雪が降った。 久しぶりの更新です。ネタには事欠かない日々を送っておりますが、なんせオフシーズンのはずが結構今年は本番が多いのです。楽しみに読みに来て下さっている方、ごめんなさいねー。 15日に「がらくたコンサート」という演奏会に出演しました。声楽家の内藤先生とその門下生による歌のコンサートです。内藤先生とは去年の夏のコンサートでお目にかかり、今回初めて声をかけて頂いて3人の歌い手さんの伴奏をしたのですが、自分が伴奏をする事もさることながら、もう一人のピアニスト中村さんの弾いていらっしゃるのを聴く事で本当に勉強になりました。そして、一番印象に残ったのは、内藤先生の歌われた玉井明さんの「一人ぼち」。これはいつか弾いてみたいと思います。 昨日の合唱団Vivoさんとの初共演は名曲「水のいのち」。高田作品を演奏するにあたり、ぜひワタクシとやってみたいと思って下さったそうで、それならばと魂込めて弾かせて頂きました。先日のエヴォリュエのコンサートで「ひたすらな道」を歌った事も、個人的にはいい効果になったように思います。伴奏は一音たりとも弾きこぼさずに、しかし絶えず流れを運ぶ両方の神経が必要でしょう。もう少し年をとったらまた弾きたい作品です。終演後声をかけて下さった藤田さん、合唱団関係者の皆さん（エヴォリュエ、谷混、メディックス、ハイマート）、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 今日はメディックスのフェアウェルコンサート。事前の練習でもなかなか人が集まらず、本番どうなる事やら不安でしたが、ぽつぽつハプニングはあったにしろ、やはりいいコンサートであったように思います。そして「種子」はいい曲だな、と再確認。笑顔で歌いきった皆さんの未来が輝くものとなりますように。ずっとここで応援しています。 28（水）裏庭の桜もちらほら咲いています。 今年6月にロンドハルモニアという合唱団と初共演する予定で、今日その練習に初めてお邪魔しました。指揮は、サクレでもご一緒している佐和子さんと本山先生という二枚看板で活動されています。普段は主に佐和子さんが指導されて、超多忙な本山先生はとーきどきご自分のレパを指導しに来られるのだそうです。佐和子さんも今や人気指揮者だし、団員さんも誇らしいでしょうねぇ。。 今回ワタクシはラター作曲「Birthday Madrigal」で佐和子さんと、南安雄作曲「ふたり」で本山先生とご一緒します（今後の放浪予定参照）。ラターはズージャテイストたっぷりで、音源聴いただけで気に入ってしまった作品です。弾いてても気持ちいいし、ロンドの皆さんはしっかり歌ってらっしゃるし、「ふたり」も含めて本番が楽しみになりました。そしてまた今回も譜めくりにヨシコちゃんを指名。姫路にお住まいだというのに、京都や東大阪の本番に呼んでしまうワタクシの申し出にも、いつも快くお返事下さり大感謝なのであります。でも、心地よいスタッフや仲間に恵まれる演奏会って、しゃーわせな気分になるんですよねぇ。さぁ、そこにたくさんのお客様も呼んで、会場中でしゃーわせになりたいものです。 |