2008年1月の独り言

2(水)多治見は寒いながらも快晴でした。

皆様、新年明けましておめでとうございます!
年末も気忙しくバタバタと過ぎ、徹底的な掃除はできないままでしたが、なんとかちょっとだけ片付けて恒例の多治見帰省、両親の優しさに甘えたきりで申し訳ないばかりですが、心身共にリラックスした時間を過ごし、さきほど高槻へ帰宅いたしました。
荷解きをし、頂いた自家農園の野菜で夕食を摂り、本当に理解ある家族に支えられてしゃーわせだなぁなんて実感しつつ、しばしパソコンに向かってたまったメールにお返事などしてから、HPを2008年バージョンに更新したりして、一年の始まりをじわじわ認識しているところです。 ダンナくんは明日からもう仕事が入っているそうで、「実家でものっそリラックスしまくったし、社会復帰できるかなぁ。。」てな事を申しております。そうだよなぁ、ホント実家の居心地の良さって特別ですもん。ワタクシがこんなにリラックスさせてもらってるんだから、間違いありません!で、明日は実家の母と、9月に結婚したばかりの妹夫婦の新居にお邪魔。どんなんかなー。
今年も、目標は例年と同じです。人にも音にも誠実に、そして身体はいつでもタフに。魂一番、技二番、三四がなくて、五に笑顔。仕事でもプライベートでも自分のできる事は最大限やる、できない時はお互い助け合って感謝、褒める時はみんなに分かるように、意見の違う時はその人に向けてまず直接主張、などなど。時々間違えたり消極的になってしまう事もあるかもしれないけど、おおむねその方向で生きていけたらと思います。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


6(日)多治見も名古屋も快晴!

昨日今日と、この27日に控えた名古屋大学コールグランツェ定演のための練習があり、多治見で一泊させてもらって充実の二日間を過ごしました。
詳しい情報はさすがに勿体ないので(笑)ここでは明かせませんが、かなり面白い事になりそうです。うん、なるに違いない!来て下さる方々、どうぞお楽しみに。
そして、作曲者の信長貴富さんが今日の練習にお見えになりました。ワタクシは初めて面と向かってご挨拶。でも何度かワタクシの演奏も聴いて下さっていたらしく、「横顔は知ってましたけど、正面からのご挨拶は初めてですよね。」とのお言葉が!もうテンションだだ上がりです(笑)。演奏に対する感想や指摘は短い言葉で的確、伊東さんの主張を受け入れつつ、更にいいものへのヒントを下さる感じでした。親睦をかねた新年会でも、伊東さんと向かい合わせに座られて、テーブルは団員が集まってすぐに人だかりに。今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのお二人だもん、当たり前か。


12(土)朝から雨模様。でもヌクい。

新年もいきなりバタバタ動き回っているにらもやしであります。今年は1月、2月、3月と本番が多数あって、抱える曲数が半端なく多いのです。恐いから数えてないけど(苦笑)。そして、それが30分かかる大曲であろうが、3分の小品であろうが、愛おしさは変わらないこの不思議。練習して一度は向き合う形になって、だんだん自分と作品の距離が近づいてくると、ついには懐に入れて温めている気持ちになります。ちょっと人には渡したくない、というくらい(笑)。忙しくてバタバタしていようと、そこは常に目指したいと思っています。さ、練習しよ。
おっとその前に、友人の通崎さんがついにブログを開設されたのでご紹介します。
「通崎好み製作所」といいます。今ちょうど「通崎好み製作所展」というイベントが開催されています。会場は京都の三条烏丸にある文椿ビルヂィング1階、営業時間は11時から20時まで、火曜日が定休です。展示品についてはブログでも随時紹介されるそうなので、ご興味がおありの方は是非彼女のブログをお気に入りに登録してみてはいかがでしょうか。


17(木)ここのところ寒い。今日は雪がちらつきました。

やっと冬らしい寒さ。ワタクシ、寒いのは好きなので嬉しい毎日なのです。雪なんか降るとワクワクします。来週にはまた暖冬に戻るらしく、がっかりですが。
今日は午前中クリトメリアの練習に行って、一旦帰って自宅練習、夕方からはこの日曜日に本番を控えた阪大男声の練習に参加してきました。動線を考えると、豊能町からそのまま箕面の練習に行くのが一番いいのですが、気になる曲は阪大の曲だけでなく他にもあって、どうしても今日の午後の時間を練習のために有効に使いたかったのです。そういえば、去年くらいから団員さんたちとランチを食べる機会が激減してしまっています。水曜日も木曜日も。お腹が減ったまま移動するのはちょっとしんどいけど、そうしないと練習時間が捻出できないくらい忙しくなったのだと自分に言い聞かせながら、明日もさすらうのであります。
さてこの日曜日、阪大男声の定演は吹田メイシアターにて17時開演です。ご都合のつく方、是非お越し下さい!そして、来週金曜日25日は通崎さんとのコンサートin豊能町、その翌々日27日が名古屋大学コールグランツェの定演、どちらも皆様のお越しを心よりお待ちしております。
今年はワタクシまだ風邪もひかず頑張っています!花粉なんかにも負けないように、このまま春まで乗り切れますように!


21(月)大雪の予報はハズレ。寒いけどまだ降ってません。

昨日、阪大男声の定演が終わりました。大曲「季節へのまなざし」には、足下の悪い中、来て下さったお客様に対する感謝もいっぱい込めました。あの作品を初めて聴いたという人が「素敵な曲ですね」と言ってくれたのは本当に嬉しい事ですし、ワタクシ自身あらためて作品の素晴らしさを確認した一夜となりました。。今回は55回記念の演奏会という事もあり、OBさんが大勢お見えになって、アンコールでは舞台で一緒に歌ったりする場面も。
さて、ちょうど昨日からダンナくんが撮影のため名古屋へ出張にでかけました。それも名古屋大学の卒業アルバムの制作のための写真撮影なのです!なんという偶然!2週間ほどかけて学内の各所で撮影するらしく、場所を確認するために歩いていると、至る所に貼ってある名古屋大学コールグランツェの演奏会のチラシが目に留まったようで、思わずパチリ。





「いっぱい貼ってあるよー」とメールに写真を添付して送ってきてくれたので載せてみました。そして続きに「この奥の学食でサヨリフライ定食食べたよ。なぜサヨリ??名大おそるべし。。」とありました。たしかに「学食でサヨリフライ」はちょっと珍しい経験かも。
という訳なので、今春名古屋大学を卒業される予定でこれを読んだ方々!卒業アルバムの申し込みがまだでしたらどしどし申し込んで、写真撮ってもらって下さいね。そのカメラマンのうちの一人がワタクシのダンナくんであります。気が向いたら声かけてみて下さい(笑)。
あ、そう言えば一昨年からかな、ダンナくん実は阪大にも卒業アルバムなど撮りに行っているんですよ。知らず知らずのうちに阪大男声のメンバーの写真も撮ってたって訳ですね。ふふふ。


25(金)寒い日。豊能町も寒かった。

通崎さんとのコンサートinユーベルホール、無事終了です。このホールの近所に住んでいる訳じゃないけど、やはり何度か立った事のある舞台はホームグラウンド的な心地がしました。クリトメリアの団員さんをはじめ、寒い日だったのにお客様は結構たくさん聴きに来て下さって、本当に感謝感激です。これは張り切って弾くしかない!という訳で、気合い入れてがっつり弾きました。もちろん木琴やマリンバとのバランスは取りつつ、ですが。お気に召した曲など、またいろんな感想を聞くのが楽しみです。
さて、明日明後日は名古屋です。こちらもまた張り切って弾いてこようと思います。どんな具合だったかは数日後の日記をどうぞお楽しみに。。


28(月)関西も冷えています。今夜も雪になるかな。

ただいま、名古屋から戻りました。帰りの新幹線の中では座った途端に爆睡。身体も脳ミソも疲労がたまっている感じは否めません。この気の緩みで風邪などひかないように要注意です。
名古屋での二日間は、今思えば本当に夢のような二日間でした。
録音しながらの前日最終練習は、精神状態をどう置いていいのか難しくて、迷いながらの伴奏は当然ながら不本意な箇所があちこちに。でも同時にこれが現実なのだと思いました。帰り道すっかり気落ちしたけれど、切り替えの早いワタクシ、多治見の家で一晩休ませてもらったお陰で(お父さん、お母さん、ありがとうございました!)ストレスが軽減されて、身体の状態も疲れはありながらもなかなか良く、「これは自分の最大限を迷う事なく全部出せる」と確信して本番を迎えました。あの舞台でのワタクシは、動きも表情も音も全部今のワタクシ自身です。ライブの傷も含めて、ね。
コールグランツェの歌い手の皆さん、ピアニストに呼んで下さった伊東さん、歌い手にもピアニストにもたまらなくしゃーわせな音を綴って下さった信長さん、皆さんに出会えて本当に嬉しく思います。スタッフとして旧知の藤田さんや佳子ちゃんがいてくれた事も、どんなに心強かったかしれません。あたたかく見守って下さったお客様、心に響く拍手をありがとうございました。まだテンションが鎮まっていないので、うまく言葉にできませんが、とんでもない幸福な体験ができました。弾いている時に「もう明日昇天してもいいかもしれない」と一瞬思いましたが、次の野望が同時に生まれましたので(笑)、まだもうちょっと人間としても音楽家としても長生きしたいです。(←さっき調べてみたら、2006年の関混連の後にも同じような事言ってた。成長してないというか、懲りないというか。。まだまだです。。)

打ち上げでのヒトコマ。魅惑の(?)スリーショット。


アンコールのために結成されたピアノデュオでーす。


団長高橋くんと。飲み疲れの新郎新婦みたいになってる(笑)。


あの舞台を経験した人間として、今日からまた新たなスタートとなりました。この宝物を持って、もっと素晴らしい何かを目指していきたいと思います。本当にお疲れ様でした!

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