2008年9月の独り言

7(日)9月に入ってからも暑い日が続いています。。

昨日は松下中央合唱団の定期演奏会でした。初共演させて頂いたのですが、今回でこの団名での演奏会は最後、10月から「パナソニック合唱団」として生まれ変わるそうです。そして、ポディウム席以外は3Fまで満席のザ・シンフォニーホール。いろんな意味で感慨深い一日になりました。熊谷先生や岸本さんのお陰で伸び伸び弾かせて頂き、そしてホールの素晴らしい響きにも助けられ、あの時間あの空間を心から楽しむ事ができました。感謝感激です。
コンクールにチャレンジし続けられている事や、毎年の定期演奏会開催、それ以外にもいろんなイベントに参加され、いい評価を得ながら更に向上心をもって練習されている、その源に何があるのか、近くで見ていて感じた事があります。この団に限らずですが、そういう積極的な団は歌う事に対して皆さん本当に貪欲です。そのための体力や精神力は維持できて当然というか、へこたれない、というか。人間ですから得意不得意はあるにしても、めげない(仮にめげたとしても復活が速い)だけの底力があるように思いました。健全な精神はやはり健全な肉体に宿る、という事でしょう。あと社風なのでしょうか、男女問わず真面目なキャラクターの方ばかりで、奇妙キテレツな雰囲気の人は一人もいらっしゃらないなぁ、と。肝心の音楽についての個人的な印象としては、宗教曲に特に魅力を感じました。あのステージはもっと聴いていたい、と純粋に思ったのです。
打ち上げで随分またトホホなコメントをしてしまいましたが(あ、毎度ですか、そうですか)、皆さんとの出会いに感謝しております、という気持ちを伝えたかったのです。あまたいるピアニストの中から今回ワタクシとの縁を繋いで下さった常任指揮者の本城さん、本当にありがとうございました。阪大男声時代にご一緒したOB諸君、あなた方がいてくれたお陰で心強く思いました。他にもワタクシを知って下さってお声がけして下さった皆様、恐縮です。本当に嬉しいです。またのご縁を楽しみにしています。そして、遠くから譜めくりに駆けつけてくれたYちゃん、いつもありがとう。そうそう、差し入れを下さった皆様!開けたらニッコリしてしまう品々が届きました。ありがとうございます。ぜひ感想など聞きたく思います。よろしくお願いします!


14(日)朝夕はだいぶ涼しくなりました。

JAMCAの滋賀演奏会atびわ湖ホール(大)が終了。単独ステージを歌うのが5団体、それ以外に関西合同ステージ、そして全国合同ステージ。出演者だけでも700名とか!大ホールがほぼ満席状態でした。素晴らしい。
今回単独ステージでご一緒した東海メールクワイアーさんとは初共演。練習の拠点が名古屋という事で、何度か足を運びました。でも、今は新幹線で京都から約40分。変に関西圏内で動くより近いくらい。以前、大学合唱団の練習で何度か名古屋に通っていたので、駅構内にもちょっと詳しくなったりしていましたし、その練習帰りに多治見で一泊したり、お陰様で移動はまったく苦にならず、なかなか楽しい時間を過ごす事ができました(これもきっと団員の皆さんの細かいお心配りの賜物ですね。ありがとうございました。)。演奏曲は「光る砂漠」から「海辺で」「ほたるは星になった」「落石」の3曲。矢澤宰作詩、萩原英彦作曲の組曲で、ワタクシは今回このお話があるまで触れた事のない作品でしたが、勉強するきっかけを頂けた事に感謝するばかりです。名曲です。本番は落ち着いたいい響きの中で演奏でき、歌い手さんたちや指揮者の伊東さんも心地よさそうで、私自身も大変にいい気分でした。
単独ステージを終えて、全プログラム終演後カーテンコールに応えてもう一度舞台に出た後、急いで着替えて大阪に移動、いずみホールでのK.C.クローバーさんの演奏会へ。60人弱の女声合唱団です。その人数の女声合唱団自体もう少ないと思いますが、人数の分ばらけたりせずにとてもよくまとまった声質で、プログラムもその魅力を存分に発揮させるものでした。
今日は長い一日でしたが、有意義でした。音楽を意志をもって続ける事の大切さ、続けられる環境への感謝、それをあらためて確認した日でもありました。いつも応援に駆けつけてくれる多治見の両親に感謝します。そして、忙しい中びわ湖ホールに聴きに来て下さった皆様、温かい拍手を本当にありがとうございました。


20(土)台風一過。

8月の終わりに、市民のための「レディースドック」という検診を受けました。婦人科系はもちろん、胃や肺、大腸などのガン検診です。実家がガン家系なので自分の体質は常に気になっているのに、市民検診は4年前の暮れ以来受けられずにいたのです。このまま「忙しいから落ち着いたら行こう」なんて言ってたらずっと受けられそうにないので(苦笑)、夏になる前に思い立って予約しておきました。それにしても、マンモグラフィーは激痛だったし、バリウム飲むのもかなりツラかったなぁ。。
結果はすべて異常なし。今のところ「このまま活動を続けてよい」という事ですね。ありがたい事です。あとは気持ちが不健康にならないように、うまくリラックスする時間を作って、いよいよ迎えるシーズンを乗り切りたいと思います。
まずは10月、亀岡でのシューベルト歌曲の伴奏に始まって、合唱コンクール出場、焼津への演奏旅行、地元の音楽家協会での初めてのコンサート出演、11月12月にも本番をたくさん控えています(今後の放浪予定参照)。なかなか面白そうな本番が目白押しですので、ご興味がおありの方はワタクシかコンサート情報に掲載のお問い合わせ先まで是非ご連絡ください。お待ちしております。


27(土)くもり時々晴れ、になるらしい。今まだ朝の7時過ぎです。

今朝は肌寒くて目が覚めました。夏以降初めての感覚です。今日は最高気温も24度だとラジオでさっき言ってました。半袖のTシャツで寝ていて風邪をひいてもいけないので、今夜から長袖を用意しようと思います。こう書くとまるで寒くなるのが面倒なように聞こえますが、実はワクワクしています。相変わらず寒い季節が大好きなのです。今の、徐々に寒くなってくる変わり目の季節も、趣があっていいですよね。日暮れが早くてちょっとうら寂しい情景などたまりません。山も街も海もいい表情を見せてくれます。ヘタクソだけど写真を撮りたくなったりもします。毎日変化の少ない時期にはそうでもないのに、季節の変わり目って人生をふと振り返ったり、行く末をちょっと思ったりして、急に人恋しく感じたりもします。皆さんはこの季節、いかがお過ごしですか?

翌月(2008年10月)の独り言はこちら

過去の独り言 目次はこちら

にらもやしホームへ