2010年5月の独り言

1日(土)気持ちのよい晴れ!

今年度、母校「堀音」(現在の正式名称は、京都市立京都堀川音楽高等学校)が移転、その新しいホールのこけら落としのコンサートに、同級生のマリンバ奏者通崎さんと出演してきました。
リハーサルの間になんとかその新ホールの響きに慣れるために、あれこれ試しながら弾いてみました。木琴もマリンバも、響きのいいホールに気持ち良さそうにのびのびした音を鳴らしています。ピアノも卑屈にならないように、しかしバランスをうまく取って弾かないと音がかぶってしまいます。ところが、のびやかな木琴の音に対して、蓋半開では音がうまく溶け合わないという事で全開にする事に。細やかなコントロールの必要な状態ではありましたが、本番ではご機嫌で弾かせて頂きました。お世話になったスタッフ、先生方、ありがとうございました。
今日の演奏会には、通崎さんのご両親、うちの母、同級生の田中さん(彼女はちゃんと抽選はがきを投函して当選したのです!)も聴きに来てくれました。約25年前、実際に通った校舎ではないけれど、知り合った頃にそれぞれ思いを馳せながら、いい時間を過ごしてくれていたとしたら嬉しいなぁ。ダンナくんも来てくれて「母校にこうやって出演者として帰って来られるなんて、幸せな事やなぁ!」と言っていました。本当にそうだと思います。声をかけてくれた通崎さんにもあらためて感謝です。

それにしても二条城の目の前、素晴らしい環境ですよね。後輩たちがうらやましい!!


5日(水)暑い日。汗だく。

G.W.最終日の今日、シリンクスの会でピアノを弾いてきました。去年はお休みしたのですが、復活で12組の伴奏。でも、ピアニストが3人体制になって、リハの時間にも余裕があったし、本当に助かりました。個人的には、タクタキシヴィリの2楽章「Aria」を、響きのいいホールで弾けたのが嬉しかったなぁ。出演者の皆さん、それぞれに反省点あり、充実感あり、悲喜こもごもといった感じでしょうか。本当にお疲れ様でした。

終演後移動して、なにわコラリアーズの練習に参加。いよいよ週末に本番を控えて、それぞれ照準をしっかり合わせ直した感じで。ワタクシ、せっかく猛練習したはずなのに、疲れが勝ってしまったようで満足に弾けませんでした。すみません。。もう少ししっかりと詰めてみようと思います。

という訳で、9日に西宮に来て頂く時間のある方、ぜひぜひお運び下さいませ。出演者一同、心よりお待ちしております。


10日(月)午後からは雨が降るらしい。

なにわコラリアーズの演奏会、終わりました。時間がタイトだという事で、いろいろ追われるように過ぎていって大変な一日でしたが、終わってしまって振り返ると、そういう事さえもいとおしいなと思います。

今回ワタクシが絡んだのは、第3ステージのオープニング「大都会」(言わずと知れたクリスタルキングの名曲!)、アイルランド民謡(ラター編曲)「Down by the sally gardens」、そして第4ステージ「ポーギーとベス」、アンコールの「Swanee」。大都会とSwaneeは、第1ステージ「あの日たち」の作曲者でもある北川さんのアレンジです。団内に作(編)曲家がいるなんて、実に素晴らしいですね。

バランスなど客席にどういう風に聞こえていたのか不安は少々ありますが、本番ではありったけの気合いを胸に楽しく弾かせて頂きました。お客様にも楽しんで頂けたとしたら幸いです。第4ステージは、リハの時にちょっとくぐもる箇所があると指摘を受けたので、他の合唱団ではなかなか使えない「全身全霊のフォルテシモ!」もそこここで使って、オケ版のスケールには遠く及びませんが、ベーゼンドルファーの持つ迫力はそのままにお届けしようというつもりで弾いておりました。一夜明けて、今も少し手がジンジンとしているような気がします。これは、なにコラ終演後独特の症状と言えると思います(笑)。来年はまた素晴らしいプログラムが予定されているようなので、今回来られなかった方も、また来ようと思って下さった方も、どうぞお楽しみに。

最後になりましたが、伊東さんはじめ、出演者の皆さん、譜めくりスト佳子ちゃん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。来て下さった皆さん、来られないけれど応援を下さった皆さん、ありがとうございました。家族、友人にも支えられました。本当にありがとう。さ、次に向かってまた歩き出そうと思います。


15日(土)快晴!

今日は、京都の女声合唱団「こぉる・ふらうゑん」の演奏会でした。コンサートホール小ホールで、先日の芸文に続いて大好きなベーゼンドルファーのピアノで、実にしゃーわせな時間を過ごす事ができ、今はただ感謝の気持ちでいっぱいです。個人的には不本意な箇所がそこここにありましたが(汗)、これも経験のひとつとして次回の演奏会までに必ず改善したいと思います!

ゲストで指揮をして下さった新実先生もおっしゃっていましたが、日本語を歌の中でうまく伝わるように発音する事は、かなり工夫が要りますね。どの団でもいつも課題のひとつになります。あと、普段使っている練習場が豊かな響きだったりする事も、実は気をつけなければならない点かもしれません。

さて、次回(2年先、20周年だそうです!)の演奏会の曲も楽譜が配られました。月に一回の練習だと、いろんな事が積極的に計画的に運ばれて、練習に対する意気込みや高い意識も皆さんそれぞれにお持ちのようです。素晴らしい!ワタクシが次に練習に行くのは9月になりますが、参加するのを楽しみに少しずつ譜読みを始めようと思います。最後になりましたが、出演者の皆さん、お疲れ様でした。譜めくりの佳子ちゃん、スタッフの皆さん、朝早くからお世話になりました。いつも応援に来てくれる多治見のお母さん、その他聴きに来て下さった皆々様、ほぼ満席の状態の会場で演奏でき、本当にしゃーわせでした。感謝。


29日(土)風は涼しい行楽日和。

最近は、本番を終えてやっと日記を書く、という事になっています。スミマセン。なんだか毎日気分的にバタバタしているのです。でも基本元気にしています。
今日明日は京都府合唱祭が開催中で、ワタクシは今日、大谷大学混声合唱団と一緒に出演してきました。毎年、合唱祭は副指揮者のデビュー戦なので緊張感はありますが、団員たちは楽しめたようで何よりでした。7月に控えたジョイントコンサートに向けて、気合いも新たに練習に励んでほしいところです。
それにしても今日は気持ちのいいお天気でした〜。京都会館裏の集合場所の木陰で、あまりに木漏れ日が綺麗だったので撮ってみました。


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