2010年8月の独り言 |
8日(日)晴れ。所によっては夕立があったらしい。 また久しぶりの更新になってしまいました。心配をして下さった方もいらしたようで、申し訳ない事でした。今のところ、それほど激しくバテる事もなく元気に過ごしております。 まず、先月末には京都楽友合唱団の演奏会を終えました。アルティに満席のお客様をお迎えして、ホールのいい響きにも助けられ、楽しく過ごす事ができました。楽友で歌ってほしい、とワタクシが推薦した新実さんの「白青シリーズ」もなかなか好評だったらしく、これはもう嬉しい限りです。来年に向けてまた魅力的な曲を推薦しました。詳しくは、またここの日記か放浪予定のコーナーにてお知らせします。 そして、昨日の愛知県合唱コンクールをもって、今年前半の本番がやっと終了。それまでほとんど間が空く事もなく本番がちょこちょこ続いているような感じでしたので、ちょっとホッとしています。お蔭様で名古屋大学コール・グランツェは金賞を頂いて、中部大会に駒を進める事ができました。応援して下さった皆様、ありがとうございます。ただし課題は山積み、まだまだ不安定な箇所もあるので、ここから一ヶ月が勝負の分かれ目ですね。伊東さんは「腹筋と背筋をきたえてください!」と言い残して帰っていかれましたので、皆さん体力作りに励みましょう。健全な身体がいい楽器を作り、いい音楽の原点となるのは間違いありませんから。 さて、10日から12日まで、ワタクシは毎年恒例となりました「2泊3日東京落語旅」にダンナくんと出かけます。3日とも演芸場に通うのですが、今回初めて足を踏み入れる演芸場が3カ所中2カ所!それがまた楽しみだったりします。あと、東京の知人に会ったり、応援している落語家さんと食事の予定があったり、盛りだくさんになりそうでワクワクしています。 帰ってきたらお墓参りに行きます。ここのところ、いろんな場所に呼んで頂いて弾く機会が増えた事も、きっといつも父や祖父母が見守っていてくれているはずですから、お礼を言いに。そんな事を言うと、「そんな事えぇから。はよ帰ってさらわなあかんのちゃうか。」と言われそうですが(苦笑)。 20日(金)ここのところずっと晴れ。暑い。暑すぎる。。 お盆も過ぎて、いよいよ後半のシーズンが始まりました。猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ワタクシはまず今月29日、31日、来月4日と続く本番のために、身体も脳みそも起こして、気合いを入れ直しております。 前回の日記に書いたとおり、ダンナくんとお休みを合わせて東京に行ってまいりました。今年も落語三昧で、非常に内容のある密度の高い三日間でした。 まず第一日目。早起きをして7時前の新幹線に乗り、荷物を今回の宿である東京プリンスに預けて、池袋へ。今回のトリは憧れの小三治師匠。ダンナくんは「大丈夫や。」と楽天的でしたが、ワタクシは「きっと満員で、立ち見なんて事も。。」と不安でいました。はやる気持ちを抑えつつ駅を降りて演芸場へ向かうと、もう既にチケットを求めて並ぶ列が道なりに曲がっていました!そしてワタクシたちの目の前で 「ハイ、ここから立ち見です!」 と係のお兄さんが言いました。がーん。でも、ここでひるむ訳にはいきません!そのまま並んで、立ち見のためのチケット販売まで待ちました。客席に入ってからもどんどんお客さんは増え続け、最終的には壁沿いに斜めに立たないといけないほど満員になりました。それでも小三治師匠の落語はあまりに見事で、ワタクシは思わず落涙。立ち見で何時間もいたけど、しんどさはどこかへ去ってしまって、心地よい余韻にひたりながら演芸場を後にしました。 夕食は某出版社のHさんと待ち合わせて、餃子の美味しいお店に連れて行ってもらいました。ゆっくりお話させて頂くのはほぼ初めてでしたが、気さくなお人柄と面白いお話で楽しい時間となりました。初対面だったダンナくんも、緊張しつつも楽しんでいたようです。またさらに深いお話、いつか聞かせて頂くのを楽しみにしていようと思います。 翌日は、初めての新宿末広亭。前日の反省を生かし、早めに向かいました。 中の様子。これは出演者による「アロハマンダラーズ」の演奏中ですね。ボーカルは小柳枝師匠。 建物は外も中も古めかしい感じが雰囲気を醸し出していて気に入りました。 バンドではスチールギターを担当していた右紋さんは、去年落語を聞いて以来ワタクシのお気に入りの一人です。去年は目医者さんのネタ、今年は都々逸親子でした。あの雰囲気、なんだか癒されるんですよねぇ。 終演後はダンナくんオススメの洋食屋さんに連れて行ってもらいました。五反田にある「グリルエフ」。クリームコロッケとビーフシチューを注文。どちらも美味しかった! ご機嫌で宿に帰るワタクシと、迎えてくれる東京タワー。 翌日のお昼ごはんは、有楽町にあるちゃんぽん屋さんへ。ここもダンナくんオススメのお店です。ワタクシはやきそば(こちらで言う皿うどん?)を注文。美味でした! この日も初めての国立演芸場。お隣には歌舞伎専門の国立劇場があります。 ワタクシたちが今応援しているのは、若手落語家の雷門花助さん。ダンナくんがポッドキャストで彼を落語を聞き、それをワタクシも聞かせてもらって、生で彼の落語を聞いてみたいと思うようになり、一昨年の東京旅が実現しました。その時は浅草、去年は池袋、そして今回はこの国立演芸場となった訳です。終演後には、追っかけ三度目で初めて夕食をご一緒させて頂く事になり、はじめは緊張しつつ、でもとても楽しい時間となりました。 さて、旅でリフレッシュした分、後半またパワフルにさすらっていきたいと思います! |