2011年5月の独り言 |
3日(火)曇り空。でも結局傘は一度も開かずに済んだ。 皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。 ワタクシは今年のゴールデンウィーク、一日も休みがありません(苦笑)。でも行く先々でいい音楽に巡り会ったり、いい人に巡り会ったり、そういう意味ではゴールデンな感じかも。お蔭様で充実した毎日を送っております。 少し振り返ると、先月終わり頃にTOKYOカンタートに初めて出演しました。イベントとして名前は聞いた事があったものの聴きに行った事はなく、どういう雰囲気なのか全く想像もつかないままでした。ただ、一緒に行くのが伊東さん指揮の合唱団うぃろうであった事や、カンタートの中心的人物にはつい最近コーラスめっせでご一緒した藤井先生がいらっしゃる事などもあって、初参加で知らないホールでも心強く思いながら演奏する事ができました。終演後には、松波千映子さん湊(そう)くん親子にもお目にかかる事ができました。合唱団うぃろうが出演するというので、わざわざ足を運んで下さったそうです。また、一昨年作品を初演して以来ずっとお目にかかりたかった鷹羽弘晃さんに初めてご挨拶できた事も収穫でした。演奏した第一生命ホールは、今年12月に弾く予定でもあるのですが、品の良い響きが印象的な素敵なホールで、あの舞台でまた演奏できる事を嬉しく思います。 明くる日には、京都コンサート大ホールで「絢の会」の演奏会がありました。舞台正面の座席はクローズでしたが、それ以外の座席をオープンにして、約1800席のところになんと1200名以上のお客様に来て頂いたそうです!素晴らしい!4つの女声合唱団のジョイントでしたが、女性パワーを集客という所にも感じました。温かい拍手を下さるお客様と、精一杯本番の一日をパワフルにのりきった団員さんたちに感激したワタクシでした。 「絢の会」の本番後なにコラの練習に移動して自家発電(笑)で縄文を弾いた翌日には、岐阜での「20世紀の名曲を歌う会」の第二回練習に参加しました。前回も思ったのですが、10時から16時半の練習時間が本当にあっという間なのです。いつもながらエネルギッシュな雨森さんの指導と、第一回より増えた歌い手さんたちと一緒に音楽を作っていく時間は、月一回だからこその濃度で、大変だけれど面白くて幸せな時間です。 その翌日は、また岐阜での「うた・ふぐるま」の練習で、夏の演奏会に向けて信長さんの「くちびるに歌を」の練習に取り組みました。女声版初演なので責任重大ですし、アカペラの部分も結構あるので苦労しつつも、その作品の魅力にみんな引き込まれていて、「いいものにしたい!しなければ!」という思いを胸に練習しています。 それから、5日に本番を控えた「シリンクスの会」の練習や、6月の大阪府合唱祭での大学部会の合唱練習、7月の大学三団体のジョイントコンサートの練習などなど、次々に合わせをしに動き回る毎日です。「さすらいのピアノ弾き」、看板に偽りなし、かな(笑)。 5日(木・祝)晴れ。行楽日和でしたね。 昨日は、一番下の妹夫婦のところに去年末に生まれた甥っ子ハルトくんに会いに、仕事の後ダンナくんと待ち合わせて行ってきました。ずっと会いに行きたかったのに、ワタクシとダンナくんの予定が合わず、また妹夫婦は家を建てて引っ越し、お互いにバタバタし続けて、やっとここへきて予定を合わせた感じです。 まず、ダンナくんが会社で安く譲ってもらった地デジ対応テレビを母のところに設置しに行って(ケーブルだとか沢山持って行ったのに、これがあっけなくついちゃった。拍子抜けなくらいに。)、その後母を一緒に乗せて向かいました。 妹が作っておいてくれた鯉のぼりいなり寿司。 そしてハルトくんを初抱っこ。くぅー、可愛い!! ダンナくんがその後抱っこすると、こうなっちゃった。 まるで殴られたかのようなこの奇跡の一枚! ハルトくんへのお土産はスイス製のおしゃぶり。気に入ってくれた様子。 ハルトくんはもう既に女の人が好きらしく、病院で看護士さんが女性だとご機嫌で、男性だと明らかに不機嫌になるとか。面白いなぁ。。 今日は朝9時からシリンクスの会のリハ、11時半からコンサート開演で、16時半に終演。長丁場でしたね。出演者の皆様、お疲れ様でした。反省は明日以降でいいので、今夜はぐっすりお休み下さいね。 ワタクシは終演後に大阪に移動して、明後日に本番を控えたなにコラの練習でした。いよいよ顔ぶれも揃って、こうなるとやっぱり俄然テンションが上がります。当日譜めくりをお願いするYちゃんにも今日来てもらって、手書きで音符の細かい楽譜に慣れてもらいました。これでもう安心です。あとはワタクシがもう一歩さらうのみ。お時間のある方、是非5/7の18時までに(縄文は第一ステージなのです!)西宮の兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにおこし下さいね。 17日(火)晴れたり降ったり。洗濯物、干したり入れたり。バタバタバタ。 お休みなしだったG.W.もお陰様で元気に乗り切り、その後も引き続きいろんな所で弾かせてもらう機会に恵まれております。G.W.終わり頃に弾いたなにコラの「縄文」、今はまだ悔しさ混じりの記憶ですが、ワタクシにとって大切な曲のひとつになりました。先週末に弾いた阪大男声の「花に寄せて」、有名なだけに苦労もしますが、来年明けの定演で再演(もちろんもっといいものにして!)します。 今日はいつ以来だろうというお休みで、ずっとできなかった衣替えをやっとしました。 合間にちょっと休憩しようと何となく見た父のライブラリーに、「20世紀のヨーロッパ合唱音楽」という箱に入ったレコードを発見。気になってフタを開けて見てみたら、三枚組になっています。スウェーデンのエリック・エリクソンという名指揮者によるストックホルム室内合唱団、ストックホルム放送合唱団の演奏です。昨今いろんな合唱音楽に関わっているワタクシ、これは一度聴いておこうと、衣替えを終えて今これを書きながら聴いています。この6月に合唱団まいで取り上げるラヴェルの3つのシャンソンも入っています。いやぁ、やっぱりいい曲だなぁ。。 そう言えば、その演奏会でワタクシ一曲だけソロを弾きます。久しぶりのドビュッシー。大学の頃、学内リサイタルでリストのソナタとドビュッシーの前奏曲を数曲弾いたのですが、聴きに来た父に「知子のは西岸海洋性気候のドビュッシーやったなぁ。」と言われて落胆したんだっけ。実にニガい。。今聴いたらどう言うんだろう。そんな事も思ったりしながら練習しています。ちょっとくらい地中海の方に近づいてるといいけど。。ご興味のある方は、是非6月4日松本のザ・ハーモニーホールに聴きにいらして下さいませ。ワタクシのドビュッシーはともかく、合唱団まいのサウンドを存分にご堪能頂けるかと思います!ただし18時30分開演なので、その日は泊まって、翌日観光して帰るという計画がいいかもしれませんね。いかがでしょうか。 27日(金)今年は10日以上も早く梅雨入りしたそうな。 先週末に、長野県の親戚中澤家の法要に参加するために、久しぶりの長距離ドライブ。と言っても、運転はもっぱらダンナくんなので、ワタクシは隣で二度寝タイムでした(苦笑)。 15時からの法要が16時過ぎに終わって、その後参加した皆で美ヶ原の方へ移動、会食と宿泊、のはずが、残念ながらダンナくんは翌日朝から名古屋での仕事のため食事の後に車で移動。ワタクシはと言えば、その夜に合唱団まいの練習が入っており、法要のみ参加して電車で移動しました。松本電鉄には初めて乗りましたが、のどかな駅とのどかな景色に癒されました。。 初めてお目にかかる親戚もいらしたり、久しぶりに元気な顔を見られたりして、きっとこれは亡くなった中澤の辰おじさんが会わせてくれたんだな、と感謝の気持ちも込めてお参りしました。平林のお父さんと碁を打っていた時、劣勢になって「こりゃあいかん」と言いながらも楽しそうだったのが忘れられません。ワタクシの中では、なんだか松本電鉄ののどかな印象とすっかり重なっています。今頃天国で大好きな碁を楽しんでらっしゃるでしょうか。心よりご冥福をお祈りしたいと思います。 30日(月)台風が去って、夕方から雨は止んだ。 雨がずいぶん降りましたねぇ。どうか東北方面に大きな被害が出ないようにと祈るばかりです。 ワタクシは昨日おとといと長野に行って、合唱団まいの練習&南信合唱祭の本番でした。 今回は練習も本番も指揮者不在。だけど、元々まいは月一回しか指揮者は来られないので、普段の練習を一緒に体験したという感じです。指揮者は来られなくても、もう演奏会本番まで一週間という時期でもあるし、舞台での経験のためにも、宣伝のためにも、南信合唱祭には出ましょうという事で、「光る砂漠」から2曲歌いました。 なんかね、本当に楽しかった。舞台だけじゃなくて練習も全部。いや、指揮者がいらっしゃると、練習は熱くて楽しいものの、納得できない箇所を時間かけて丁寧に少しずつほどいていく作業まではそれほど時間がとれないし、ワタクシも意見を言ったり、それでちょっといい感じに変化したり、そういうやりとりを団員さんと直接できた事が本当に勉強になったし、距離がまた縮まったような気がしてそれが嬉しかったのです。 休憩中のまいの皆さん。 お菓子食べる人、歌の復習する人、雑談する人、踊る人。ま、いろいろって事で。ふふふ。今週末の本番が実に楽しみになってきました。ハイ。 あらためてお知らせします。6月4日18時30分より、松本市ザ・ハーモニーホールです。まだまだチケットは絶賛発売中ですので、ご興味のある方はぜひいらして下さいね!当日来て頂いても大丈夫です。どうぞよろしくお願いいたします! |